本日ここに、皆様方と伴に、広島ライオンズクラブ結成50周年を迎えることができましたことは、この上ない喜びであります。これまで永年の、皆様方のご厚情に対しまして、心より厚く御礼申し上げます。
 50周年の節目にあたり、「広島ライオンズクラブの活動の原点は、一体どこにあるのだろうか?」と考え、そのルーツを探し求めてみますと、まず最初に、1953年に結成されたスポンサークラブの神戸(ホスト)ライオンズクラブ。次に、その1年前、1952年に結成された日本最初の東京ライオンズクラブに遡ることになります。それから、さらに6年遡って、1946年、アジアで最初に結成されたフイリッピン・マニラライオンズクラブ。そして、さらに20年、遡ることになりますが、1926年に結成されたホノルルライオンズクラブにたどり着きます。
 ご承知のように、ホノルルライオンズクラブの結成は、ライオンズクラブの歴史における一大転機であり、全世界にライオンズクラブが普及していくスタートとなったものです。
 「Alexander Hume Ford」、「Colbert Naoya Kurokawa」という二人の熱心な活動によって、第10回国際大会の場で、満場一致、「有色人種でも、ライオンズクラブ会員になることが出来る」と国際会則の改正がなされた結果、やっと、結成することが出来たライオンズクラブこそ、ホノルルライオンズクラブであったからにほかなりません。(「70Years of Lionism in Hawaii 1926-1996」Produced by The Lions Club of Honolulu)
 私達の活動は、国際大会参加者「1万人の心」を動かした、「奉仕活動は、人種を超えて、全人類皆一つである」という、当時のその「強い思い」を原点にしているのだと思います。
 広島ライオンズクラブ50年の歴史を振り返ってみますと、先輩の役員・会員の皆さん方が、1363件ものアクティビティーが物語るように、積極的なライオンズ活動に取組んで来られたことに頭の下がる思いがします。
 とりわけ、スポンサークラブであります神戸(ホスト)ライオンズクラブとは、その開明性を学ぶために交流をはかり、そして、グローバルな視点で活動するホノルルライオンズクラブと、北海道における広島県人の開拓者魂を引き継ぐ北広島ライオンズクラブとは、姉妹縁組を結び、永年交流をはかってきたことは、私達の「誇り」であります。
 「獅子吼」(THE Lion 1968年10月号)に、「今後のライオンズ活動を考える時、世界最大の奉仕団体を誇る私どもは、地域の改善をはかるばかりでなく、視野を諸民族に向け、諸民族の、協調や緊張緩和のために、効果的な努力をはらうべきではなかろうか」(黒川直也ホノルルC名誉会員)と掲載されています。今後の私達の活動を考える時、大変参考となるものです。
 私たちは、以上のことを念頭におきながら、この50周年を境に、「今後、国際社会や地域社会に、どのように奉仕することができるのか」、引き続いて、「考え」、「実践」していく決意であります。
 最後になりましたが、広島県知事 藤田雄山様をはじめとした、多数のご来賓の皆様方、さらには、「すばらしき仲間」の、多くのライオンズクラブの皆様方に、ご参加賜り、50周年記念式典が開催できますことを、心より厚く御礼申し上げます。
  今後とも、引き続き、皆様方のご指導のほどよろしくお願い申し上げましてご挨拶とさせて頂きます。有難うございました。
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